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木の芽月舍の運営者によるブログ

かっぽれ初稽古

雨の日
関東もぼつぼつ梅雨入りのはず
今、梅雨入り宣言せずしていつするのだ?という今週の天気

今日は静かな稽古場です
お休みの生徒さんが多い模様
こういう時節だから仕方ないのかも知れません
初心者はなるべく休みたくない
家で一人で何時間練習していても、
たとえ10分でも先生に稽古をつけてもらった方が絶対いいに決まっている

早く着いたので、早めに稽古に入りました
今日からかっぽれの稽古です
「かっぽれ」は江戸芸として有名
〽︎かっぽれ、かっぽれ〜♪から始まる歌は誰でも一度は聞いたことがあるでしょう

かっぽれ、ってどういう意味なのか?
「私ゃ、お前にかっ惚れた(かっぽれた)」という意味
「かっ惚れ」というのは「岡惚れ(おかぼれ)」のこと
岡惚れとは、片思いのこと
私が思うに、岡惚れという意味の中には「一目惚れ」的なニュアンスもあると思います

かっぽれは、いろいろな歌い方をされるので種類があります
私が稽古しているかっぽれは「豊年じゃ万作じゃ」と「ねんねこせ〜」の入った三部作バージョン
3種類の曲が入っているようなかっぽれです

今日が初稽古なので、あまり早く弾けません
なかなか忙しい曲なのです
「あまりゆっくりのテンポだと幇間が踊りにくいからせいぜいこのくらいだよ」
と見本を弾く先生のテンポが何気に早い
確かに、軽やかに踊らないと重々しい
「幇間さんがかっぽれ踊ってるのはかっこいいですよね」
「遊び尽くした究極が、幇間だからね」
などと、面白すぎて突っ込みたい雑談は我慢しなければならない

かっぽれは流派があるくらい踊りが盛んだ
踊り方もいろいろある
よく、おばさんが集団でハチマキ締めて体操みたいに踊ってるけど
やはり、芸者さんが踊る踊り方がよい
幇間さんの踊りはもっとよい
私も踊ってみたい
YouTube見ながら、家で練習すれば出来るかな・・・?

一生懸命家で練習してきた甲斐あって、大幅な手こずりはなかった
相変わらず、出だしのスクイは出来ないけれど
・「はずんで」の曲になると、バチが跳ねるので、
 速い曲でもきちんとバチは打ち終わったらバチ皮につけてすぐ離さないこと
 バチで跳ねて弾んでる気になってはいけない
・今日は弾く位置が下過ぎ(自分でも気づかず)腕を置く位置が下過ぎたらしい
・速い曲や、はずんでの曲になるとバチが回転気味なので注意
・サワリを調節するときは、バチでなく指で弾いてサワリをつけた方が柔らかいサワリが出来る

「ついでだから次はこれもやろう」
と、前回一緒にもらった「春雨」を早速やることになりました
同じ二上がりだから続けて練習するには好都合
端唄の定番中の定番
〽︎春雨に しっぽり濡るる 鶯の〜♪
という、しっとり系の曲
「その次は、年中行事やろう」
春雨の替え歌で、吉原の年中行事を歌にした内容だそうです
興味ありすぎ

しかし、春雨はまだ全然練習してないどころか楽譜も見てない・・・
先生にお手本を弾いてもらって時間になりました

帰り道いつもと違う道順を通ってみました
この界隈は蔦を絡ませていることろが多いです

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「蔦に絡まれりゃ本望だ」by残九郎



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