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木の芽月舍の運営者によるブログ

稽古再開

緊急宣言が解除され6月から三味線教室が再開されています
私は2ヶ月ぶりの稽古でした
2ヶ月ぶりの御茶ノ水駅は新しい出口が出来ていたり
タワーパーキングがすっかり緑に覆われていたり様変わり

↓山の上ホテルのタワーパーキング

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↓明治大学タワーパーキング

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↓赤暖簾と看板が粋な稽古場です

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レイアウトが変更されスペースが広くなり、
ビニールの仕切りや防音室の換気、ドアノブの消毒、
マスク着用で対策バッチリ
防音室全部から三味線の音
「久しぶり〜、元気だった?」と声が飛び交います
皆さん変わりなく本当によかったです

早速ちゃっきり節の稽古です
ちゃっきり節(作詞:北原白秋、作曲:町田佳聲(嘉章))は知名度の高い曲ですが、
実は比較的新しい曲で、その昔、静岡県狐ヶ崎遊園地(後の狐ヶ崎ヤングランド1993年閉園)の
コマーシャルソングとして、静岡電気鉄道(現・静岡鉄道)の依頼によって制作された曲だそうです
遊園地が無くなった後、歌だけが残ったのです
コマーシャルソングにしては、ずいぶん良く出来た曲ですね
民謡とも言い切れない五線譜的な作曲で、三味線も唄も難曲だということです
静岡は茶処で、茶摘みに関する古い曲がありそうですが、実は一曲もありません
当時は街道筋にこれといった名所がなく、旅人がみんな通り過ぎてしまうため、
あまり文化が芽生えないまま来てしまったらしいです
今ではちゃっきり節は静岡を代表する貴重なメジャー曲

前回、先生にお手本を弾いてもらった録音を頼りに、
自粛中みっちり練習していたので、本手は比較的スムースに出来ましたが、
押しバチが出来ていなかった(分かっていなかった)ので修正
押しバチ=糸を弾いたあと持ち上げずにそのまま二本目を続けて押すようにして弾く
あちこちに出てきます
こかしバチというのもあります
こかし=転がすの意
こちらは、完全に押しつけずに浮かすようにする(???)難し過ぎです

本手に続けて替え手の稽古
替え手は、分からないところがあったので、そこは抜かして予習していました
(間違ったまま弾いていたら後から修正がしずらくなるので・・・)
替え手のリズムは複雑で難しいです
何カ所か、分からないところを確認
最大の難関は
スリ上げから、キ印へ行くところ
キ、というのは特殊な手で、音的には「キッキッキ」と蛙や虫の鳴き声などの擬音を表します
ここでは蛙の鳴き声です

音符は、0 16 16v 14 14v 10 10v 9 9v ● キ ● キ ● キ キ 0 6 6v 6n

とん、ちりちりちり、ちんりん、ちんりん、すっきん、すっきん、すっきっき、とんちりりん

この、すっきっきリズムを頭にたたき込まなければいけません
スリ上げる速度の配分も難しい
早く行きすぎたり遅かったり、均一でなかったりすると気持ち悪くてカッコ悪い音になってしまいます
スリ上げだけ練習していてもダメで、前後のつながりごとワンセットで頭に入れておく必要があります
このリズムが毎回出来なくて止まってしまい
脂汗をかきながら必死で合わせる状態です
とにかくここはすぐには出来ないので来週までの宿題になりました

前回から間が開いてしまったので、いくつかもらっていた楽譜を確認
武田節は暑苦しいので後回し
先生「じゃあ、来週は祇園小唄やりましょう」(早!!)
大体、ちゃっきり節→祇園小唄の順で稽古するとのこと
祇園小唄の本手は歌メロっぽいのでまだいいのですが、
替え手は楽譜を見てもチンプンカンプン
楽譜見ただけでは絶対出来そうにないので先生に見本を弾いてもらいました
祇園小唄の替え手はめちゃくちゃ難しいんです
先生も、替え手単独で弾くのはとてもやりにくそうでした
合わせながらでないと、かえって弾きにくいんだとか
こんなの一体誰が考えたのか・・・というくらい複雑
お琴で弾いたほうがいいのではないか?というような音の連続
果たして私に出来るのか?

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今日、三人の人から痩せたんじゃない?と言われました
別に痩せてはいないが、髪型を変えたから?
すっごく得した気分



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