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木の芽月舍の運営者によるブログ

深川節&三味線一周年

三味線を始めて今日でちょうど一年になりました

一年前は三味線を抱えることも出来なかった人が、ここまで来ることが出来ました
ちりも積もればなんとやら・・・です
まだ三味線を弾いているふりをしているというか、
楽譜に出てくる次の音を鳴らしているだけというか、
まだバチ持ち方や振り方など修正中の初心者ですがここまで来ました
次の目標は3年
石の上にも、といいますし

本日の稽古

梅は咲いたかのおさらい三回目
難しい外ハジキは10回に一回くらいの割合できれいに弾けるようになりました
<注意点>
・バチの角度は三味線に対して平行になるように(私は少し角度が浅い)
・バチの着地はしっかりと(バチに当たった瞬間が一番力が入っているように)
・バチを振る右手は、腕ごと動いてしまうので手首だけを振るように

そして予告通り次の曲

深川節

端唄「深川節」(三下がり)
  
猪牙(ちよき)で サッサ 行くのは 深川通い サテ
上がる桟橋の アレワイサノサ
いそいそと 客の心は 上の空
飛んで行きたい アレワイサノサ
主のそば

駕籠で サッサ 行くのは吉原通い サテ
下りる衣紋坂 アレワイサノサ
いそいそと 大門口を 眺むれば
深い馴染で アレワイサノサ
お楽しみ

坊様 ハイハイ 二人で葭町(よしちょう)通い サテ
上がる段皆子 アレワイサノサ
いそいそと 隣り座敷を 眺むれば
さしつ抑えつ アレワイサノサ
狐拳


端唄の代表的な曲です
猪牙舟(ちょきぶね)とは吉原通いの乗合船
複数人乗せられるように底が平らで、
水切れがいいように船首が猪の牙のように尖っているのでこう呼ばれました

ちょきぶね

歌川国芳の浮世絵「東都首尾の松之図」

大川のほとりは蔵前当たりに、川に突き出した枝ぶりが見事な松があったそうです
吉原通いの猪牙舟がちょうどその松の木のそばを通り、
客が「吉原では首尾良く運ぶように」と縁起を担いでそこで祈るようになったので
「首尾の松」と呼ばれるようになったのだとか(※諸説あります)

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左端の方に猪牙舟の船頭さんが舟の上でひと休みしています
岩に隠れて舟の前方は見えませんが、
恐らく客が首尾の松を眺めて、祈ったり何だりして盛り上がっているのでしょう
国芳は首尾の松はあえて描かず、そのふもとにある岩場の蟹やフナムシを描くというこだわりぶり

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深川節はあまり多くの坪が出てきません
2と3がとても多いのです
また前半がマスターできれば後半はほぼ同じなので大丈夫とのこと

しかしながら、ハジキとスクイの連続や、3→6の長距離のスリなど初めての手が出てきます
先生のお手本に続いて、前半部分を少し稽古

<注意点>
・ハジキとスクイの連続は、はじいている間に次のスクイのために糸の下にスタンバイ
 深く潜り過ぎると引っかかるので浅くスタンバイしておく
・休符の3は、3を押さえておいて休符
・2の坪の位置がいつも下に少しずれるので注意
・2→3への移動はいつもセット。2を押さえたままで3へ行く

あっという間に時間が経ってしまいました

家に帰ったら録画の音声と楽譜をにらめっこしながら
音を一つ一つ拾っての練習です

本日の稽古帰り

ドリップコーヒーと書かれた小さな黒板が通りに出ているのを見つけました
オープンして今年で50年になるジャズバー
14:00から17:00までカフェタイム
今日は16:00からリハーサルだそうです

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御茶ノ水 jazzhouse NARU(ナル)



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