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木の芽月舍の運営者によるブログ

十三夜

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沈む直前の十三夜。
満月の次に美しいとされた月。

十三夜というと思い出す曲があります
子供の頃、テレビで昭和歌謡とか懐メロの番組によく出て来ました
きっちりと横分けの髪型で着物を着た小柄なおじさんが歌ってた曲です

月の法善寺横町(作詞:十二村哲、作曲:飯田景応、唄:藤島桓夫)

包丁一本 晒(さらし)に巻いて
旅へ出るのも 板場の修業
待ってて こいさん 哀しいだろが
ああ 若い二人の
想い出にじむ 法善寺
月も未練な 十三夜

これを聞いて、板場ってなに?こいさんて誰?と親に聞いたものです

こいさん、というのは大阪船場の商人言葉で、末娘さんの意だそうです
(こいさん→こいはんともいう)
3人姉妹の場合、
長女が「いとはん」
次女が「なかいとはん」
3女が「こいとはん」とのことです
・・・何とも上品な言葉です

そして十五夜というのはよく聞きますが、
十三夜というのもあるんだ、とこの歌で知りました
十五夜でなく、わざわざ十三夜という月を歌に用いるなんて
大人って乙なことをするもんだなあ、と子供心に思ったものです



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