粋なデザイン

湯島天神からほど近い春日通り沿いの和菓子の老舗「壺屋総本店」の壺型最中です。
花の形などはよく見ますが、壺っていうところが粋ですね。
白い方がこしあん、茶色の方がつぶあんです。



壺屋総本店は寛永年間(詳細年は不明、約380年前)に町民が開いた最初の『江戸根元』菓子店。
江戸根元というのは、それまで菓子は関西から来た人の店で占められており、
江戸の町民が開いた店としては最初、という意味なのだそうです。
清水徳川家や一橋家などの大名を相手に、とても繁盛していたそうです。

↓個別包装はこんな感じ



↓立たせてみる。



明治維新の際には、大店が次々と姿を消す中、
勝海舟に「市民が壺屋の菓子を食べたいと言っているから続けるように」と説得され、
存続することになったのだとか・・・。

↓こちらは、壺型の懐中汁粉。



最中より一回り大きくてずっしり。
割ってお湯を注ぐと、お汁粉になります。
こちらはディティールが凝っていて、壺の表面のところどころが凹んでいて、
いびつで素朴な壺の感じが表現されています。(芸が細かい)

寒〜い日には、この壺汁粉で暖まりましょうかね〜



壺屋総本店
文京区の和菓子 http://www.wagashi.or.jp/tokyo_link/shop/1103.htm



Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.

Vol.44「花のお江戸の菊祭り」

blog_import_51b652cd75116.jpg

秋も深まり、湯豆腐やおでんが恋しくなるこの頃です・・・。
街には、ブーツの女性やファー付きのコート姿の人が目立つようになりました。

かわら版Vol.44発行しました

Vol.44「花のお江戸の菊祭り」

日本中あちこちで菊祭りが真っ盛りです・・・
菊は好きな花なので、菊花祭(湯島天神)の様子を取材してきました



いろいろな仕立ての、素晴らしい菊を見ることが出来ます。
菊祭りって、ちゃんと見たことが無かったのですが、とても見応えがあります。
花ですが、どちらかというと工芸品に近い。
どれも、人の作った「作品」と言えるでしょう・・・。

珍しい、古典菊なども出展され、江戸情緒あふれる風情が楽しめます。

では、かわら版へGo!!
ご覧下さい。→http://botekin.web.fc2.com/top.html



Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.

秋は菊♪

京都「金竹堂」の花かんざし。





細かい花びらが美しいので、菊の花かんざしを少しづつ集めています。
別に自分の頭に挿すわけじゃありませんが。。。持っているだけで嬉しいシリーズ。
舞妓さんの大輪の黄色い菊の花かんざし、素敵ですよねぇ*^^*

つまみ細工の花かんざしというものは、ブローチやバレッタに応用しても何となくイマイチ。
この「かんざし」という形状だからこそ良いのです。

着物の柄の中で、一番多い花は菊なんだそうです。
確かにアンティークの着物なんかは、豪華な菊のオンパレード。
菊というのは高貴な花だそうで、図案としてさまざまなものに取り入れられたのでしょう。

菊の花びらがぎっしり連なる様は、見事です。


Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.

柿くらべ

↓喜久屋の生菓子「柿」



↓本物と並べてみました



へたとかそっくりです。

↓「あけび」


↓上の三つは「鈴」「菊花の香」「唐錦」



毎度のことながら細工が美しいです。
和菓子の造形は本当に興味深いです。究極の美ですね〜。
季節が進んで、晩秋〜初冬のお菓子も楽しみです。


御菓子司 喜久屋 http://www.nodakko-kikuya.com/index.html



Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.

つばめはん♪

新しい教材に取りかかりました。
夏物の絽小紋、うす藤色地に、つばめの飛び柄です。
紬の単を二枚縫ったので、次は柔らかものに挑戦です。
反物の耳にほんの少し切れ込みを入れ、目がつれているところの地直しをしておきます。
柄合わせをして裁ちを終えました。
第一関門突破!!
裁ちさえ間違わなければ最低限何とかなります。
洋裁なら、生地を多めに買っておけばパーツを取り直すこともできますが、
反物はきっちり着物一枚分の用尺しかないので、間違って裁ってしまうと取り返しがつきません。
しかも、着物の反物というものは一点モノなので買い足すことも出来ません。
この限られた用尺の中で、パズルのように最良の柄合わせを考えるのです。

次の関門は、印付け。
印付けは精度が命!印付けが何となく甘いと後々に響いてしまいます。
戦いは印付けから始まっている・・・
いや、地の目が曲がっていたら印付けも曲がってしまうので、
戦いは反物の地直しから始まっていると言って良い・・・



↓柔らかものは滑りやすくて、ツルツル、テレテレで扱いが難しいです。
地の目が曲がらないように、肩山の絽目を拾って糸印をつけます。
私はぞべ糸が見えにくいので、濃い色の絹糸でつけてみました。



↓ところで、最近はスチームのついてないアイロンってなかなか売ってない・・・。
スチームアイロンって、スチームの穴にホコリが溜まり、
アイロン熱で煤化して生地を汚すことがあるので、要注意です。
そこで、ドライアイロンというのを買ってみました。
和裁にも使いやすいし、この昔ながらのアイロンらしいカタチ、イイ感じ。



夏までに、この下に着る夏の襦袢も縫う予定です。



Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.

Vol.43「ノゴマ三兄弟」

blog_import_51b652cd75116.jpg

めっきり寒くなって参りました。
急に冬が来たような・・・

ボテキンパラダイスかわら版Vol.43発行しました。
「コマドリ姉妹」に引き続き、

「ノゴマ三兄弟」

ノゴマ、ノゴマ、ノゴマ、ノゴマ、ノゴマ三兄弟♪

と歌って下さいませ。。。

かわら版Vol.43はこちら→http://botekin.web.fc2.com/top.html





Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.

紫の紬完成

紫の花織り風紬がようやく完成しました*^^*
手持ちものをかき集めて・・・

↓完成恒例七緒風並べ



↓前回帯かがりした諸紙布と(単衣に合う帯がこれしかないんですよねぇ・・・)



自分で仕立てるならば、細かいところにもこだわって仕上げることが出来ます。
細かいところまで柄合わせに気をつけました。

↓背中心の柄も丁寧に合わせました



単2枚目で、1枚目よりは、少しは手順が頭に入ったかと思われます。
しかし、1枚目で手こずったところは2枚目でも相変わらず手こずった感じです。
袖の丸み、袖付けの伸ばし、特に広衿の襟先などはまだ難関です。
しかも着物は、その反物の素材、質、柄行き、微妙な幅の違い・・・などによって、
仕立て方の対応が全部違います。
それを見極めながら、スムースに縫ってゆくのは大変です。
自分でやってみて初めて、プロの仕立屋さんはすごいなぁと思います。
着物を作る全国の皆さん、仕立代を値切っている場合じゃありません。。。

次は、絽小紋を縫う予定です。
柔らかもの初挑戦です。



Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.